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桂小米朝改メ五代目桂米團治襲名披露公演

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10/19(日)17:00 東京/新橋演舞場

襲名とか周忌とか大きなイベントがらみじゃないと、こういう豪華な面子が並ぶ興業は滅多に無い、そんなこんなで行ってきました。

桂吉弥 「時うどん」〜 何度聞いても吉弥さんのうどんは腹が鳴る。
春風亭小朝「桃太郎」〜 一生金髪で独自の道を切り開いて欲しい。
桂ざこば「肝つぶし」〜 東京、大きな会場は嫌いなんでしょう。でも、また来てね。
桂春團治「高尾」〜 聞くというより、魅入ってしまう芸。
<口上> 桂南光 桂米朝 柳家小三治 桂米團治 桂春團治 春風亭小朝 桂ざこば 〜歌舞伎の口上ってある意味パロディだけど、こっちの方が挨拶としては本物でしょう。
柳家小三治「道灌」〜 冴えてました。
桂米團治「蔵丁稚」〜 真面目にやっても華がある。(穴もあるけど)

東京2席、上方 4席を堪能でき大満足でした。

メモ
・東京の落語は言葉が身近なせいか、ちょっとした言葉尻 が気になって演る人によっては嫌なところがあるが、上方は、面白いかどうかは別だけど、だれの落語を聞いてもけっこう噺に集中できる。
・タイムスリップに異文化(上方)がプラスされるわけで、スペクタルというか、観光が楽しい。
・「高座から師匠が語る 」という度数がちょっと高いのが東京の落語で、一方、上方は高座が低く地面に近い、ような気がする。
・ 師匠は選びたいわけで、今時は師匠と呼べる噺家が少ない。自分の歳のせいもあるけど。(小三治さんは師匠です。念のため)
・好きな噺家ができればまた違ったことになるのだろうが、今のところ上方が好きだ。


rakugo | 2008/10/15