古カセットテープ
古い8mm映像(個人で撮影された)を収集して、老人ホームなどで上映会をされているボランティアの方々のニュースを見たことがある。それは、老人たちにとって、極上の癒しとなっているということだった。
ここのところ、35〜30年前後前に録音した(エアーチェックが主)カセットテープを、暇をみてデジタル化していて、上記の話は「本当だよな〜」と思ったりしている。カセットテープはほとんど捨てちゃったのだが、今となってはもう少し取っておけば良かったなと思う。
中高生の頃、まずラジオ(中一)を購入、間もなくラジカセ(ほとんど第一世代でした)、バイトなどしてカセットデッキ(高一)を購入というように、カセットテープを愛用していた。当時はとにかくレコードが高価で、貧乏な我が家の小遣いでは月に1〜2枚購入するのが関の山だったわけで、友人(金持ちの(^_^)が新しいレコードを買えば、借りて録音し、さらに、せっせとFM放送のエアーチェックに精を出すということをやっていたわけだ。所謂、メジャーなメディアではほとんど、聞きたい音楽が聞けない状態だったので、ほんとにいろいろと苦労してました。
CDが全盛になり、それなりに自分で稼ぐようになった80半ばに家からカセットデッキが消え、カセットテープも消えていった。まぁ音楽もつまらなくなったということかもしれないけど。同じ世代だったら、多くの人が経験したことだ。
cassette tape , media , music , okano_archives | 2005/06/18