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最近うまくなった

3月12日の川崎F戦で今季初ゴール。
どうも、「最近うまくなった」という声をよく聞くわけだが、ちょっと違うような。
デビュー当時の強烈なスピードと笑い(^_^)の印象がある上、一般の人たちはジョホールバルで散々外しまくったことが記憶に残っているためだろう。(ジョホールバルでのことは、最終予選で加茂、岡田がそれまで一度も使わなかったことによるものに過ぎない)
岡野がうまくなったというより、Jリーグのレベルが上がったというべきだと思う。デビュー当時(1994年〜)は強引なスピードだけで、DFをぶち抜くことが可能だった。当時はまだまだ、守備系の選手は下手なやつ、スピードが無いやつがやることになっていた。ほんとにDFのレベルは低かったぞ。年を経るごとにJのレベルが上がり、DFにも良い選手が回るようになってきた。単純なスピードだけの突破が許されない時代が到来したわけだ。もちろん戦術面の進化もある。(戦術=守備なわけだし)
岡野もそれに順応していった。意識的にスピードを落とす。いわゆるプレイにメリハリをつけることで進化というか、対応することにしたわけだ。スピードを落とすことにより、本来のテクニックも生きるようになってきたということ。さすがに、あのトップスピード時には、自在なテクニックは駆使できない。岡野でも。
ということで、岡野は変わらず。テクニックが向上したわけでもなく、スピードに陰りもない。

soccer | 2005/03/15