場所と屍体
「場所と屍体(コピー)」松岡正剛
「遊」創刊号より8号まで7回にわたって連鎖され未完に終わった。
当時(8号購入時)、すでにバックナンバーが品切れ。古本屋でもかなり高額に(創刊号が5000円だった)で購入できず、ひとまわり年上の友人、菊村さんより借用してコピーさせてもらった。
その難解さは十代末のわたしにとって笠井叡の「天使論」とともに双璧だった。
でも、「場所と屍体」で松岡正剛が科学を語る語り口、笠井叡が神秘学を語る語り口はそれぞれ鮮烈に記憶に刻まれた。
自著本談:遊
book , okano_archives | 2004/11/15