山田暢と中田英
代表の調子がだいぶ良くなってきたようだ。
そこに山田暢久がいないのがちょっと残念だ。選手選考で一番ジーコらしいと思っていたのが右サイドの山田だったんだけどな~。まぁ、それも浦和を応援しているものの手前味噌と言われてしまえばそれまでとも言えるわけだけど。
ここのところの上げ潮ムードは、ある意味前監督がやったことの呪縛からの解放といえるような感がある。とにかく振り返ってみればトルシエは異常だった(つまらなかった)。その毒がやっと抜けて普通に戻ってきたというかジーコ色が垣間見えてきた感じである。そのもっともわかりやすいバロメーターが山田暢久だと思ってたというわけだ。たぶん今現在山田暢久がいたとしたら、はまってたろうなと思うわけだ。久保の爆発、中村の活躍も同じ意味。トルシエがやってる限り浮上することが無かった選手たちだ。(ジーコ色とは何かについては、ここでは不問です)
しかし、心配なのは中田英である。ここ2年ほど、クラブでも代表でもはっきり言ってプレイが低調である。若い頃の方が良かった状態。こんな状態で前の監督時代(加茂、岡田、トルシエ)の方が良かったなんて言ってるのは「自分への苛立ち」なのか。ちょっと格好悪いというか、間が悪い。復調を願うばかりである。
soccer | 2004/06/10