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義務と小心

「サッカーの歴史は快楽から義務への道程である。」
「20世紀のサッカーの歩みは言い換えれば大胆から小心への変遷...」
これはウルグアイの作家エドゥアルド・ガレアーノが「スタジアムの神と悪魔」みすず書房刊で言っていたことだ。真実である。名言である。
オフトがやって来てからのうちのサッカーは異常なほどつまらない。みんなもそう言っているし、私もそう思う。ポジションチェンジは許されず(義務)、リスクを犯すプレイは認められない(小心)。
でも、かつてのように下位に沈むこともなく、不安定なチーム状態が安定し、ゲーム運びもイケイケサッカーから落ち着いた展開が可能になった。そしてそれが、2年連続のナビスコ決勝進出であり、リーグ戦でも未だ3位につけて優勝の可能性さえ残しているわけだ。ということで、優勝さえしてくれればOKで~す。

★写真は昨年のナビスコカップ決勝戦。ゲームが始まる前に満足しちゃった~

スタジアムの神と悪魔―サッカー外伝
エドゥアルド・ガレアーノ 飯島 みどり
みすず書房 (1998/04)
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soccer | 2003/10/19