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米国

ここのところ米国歴史本を幾冊をつまみ読みしている。まぁ〜何というか基本的にはあぢけないわけだが、この時期、アメリカについては基本的な知識だけは欠かせないなとは思う。知っているようで知らないのがアメリカなんだよな〜と思いつつ読んでいる。
悲惨な過去が近すぎるせいなのか、米国内での歴史研究がイマイチ盛り上がってないというか、ちょっとまともじゃ無いよねという感もある。日本以上にタブーが多いような。
ハリウッド映画や子供向けの伝記物など米国賛美のプロパガンダに浸って育っちゃったんで、アメリカに対応する感覚が微妙に気持ち悪いと日増しに思う。何か、その殻をバリバリと割ってくれるような本が欲しいわけなのだが。
歴史本ではないけど、ドス・パソスの「U.S.A」という小説が唯一そのような感覚に浸れるかなと思わせてくれたのだが、20年ほど前に岩波文庫で翻訳・刊行が始まって読み始めたら、全6冊の内2冊が刊行された時点で中断されて未刊となってしまったのだった。残念。
何か米国を描いておもしろいものがあったら誰か教えてください。

book | 2003/10/06